avatarin株式会社

アバターロボットを活用した
災害に強い社会の構築

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企業・団体名
avatarin株式会社
(アバターインカブシキガイシャ)
所在地
〒102-0022 東京都中央区日本橋室町3-3-9 日本橋アイティビル5階
資本金
100,000万円
従業員数
26人
主な製品・加工技術・サービス
アバターサービスプラットフォーム「avatarin」およびアバターロボット「newme」
社会課題
大規模災害発生時(パンデミック含む)における被害抑制対策
災害に強い経済社会の構築
先端技術
アバターロボット - newmeに遠赤外線カメラモジュールを搭載

協業企業:

株式会社タムロン

アプローチ
人の多い場所/感染防止を図るべき場所に遠赤外線カメラモジュールを搭載したnewmeを導入し、非接触で感染疑いのある人のスクリーニングを行うとともに、遠隔で声掛け・誘導等を実施しなど適切に対応を図り接触機会を減らすことを目指す。
本事業では実利用が想定されるフィールドでの実証を行い、ニーズの発掘や導入への課題、運用イメージ等を明確にする。
開発
遠赤外線カメラモジュールをnewmeへの組み込み
実証
さいたまスーパーアリーナにて実施
効果検証
遠隔でフィールド側に接続し、不特定多数の人が集まる場所にて温度検知を行い、体験者による操作満足度及び時間あたりの温度相対比較者数、温度検知の精度等を検証した。

開発・実証内容

急激な高齢化が進行している埼玉県において、医療従事者の人手不足が深刻な社会課題として顕在化しています。今回の埼玉県事業では、ニューノーマル社会の人の多い場所/感染防止を図るべき場所をサポートするテクノロジーとして、アバターロボットの実装を目指した実証実験を行いました。
アバターとは、ANA発のスタートアップ avatarin株式会社が、社会課題解決のために考えた遠隔操作ロボットです。ロボティクス、AI、VR、通信、触覚技術などの先端技術を結集し、遠隔地に置かれたロボットをインターネット経由で操作して、視覚や聴覚といった感覚を伝送させることで、コミュニケーションや作業を行うことができる次世代モビリティと人間拡張テクノロジーです。
アバターを活用すれば、距離や時間、場所、文化、身体的な制限などあらゆる制限を超えて、世界中の人々がインターネットを経由して繋がることができます。医療や教育など、さまざまな分野の社会課題解決が期待されています。
このアバターに株式会社タムロンの遠赤外線カメラを組み合わせることで、温度検知が可能なアバターロボットを開発しました。実装に向けた技術的な課題とユーザニーズを明確にするため、さいたまスーパーアリーナに設置し、新型コロナウィルス感染予防対策を目的とした受付での体温検知や、施設インフラとしての実証実験を行いました。

avatarin株式会社について

avatarin株式会社は、「アバターを、すべての人の、新しい能力にすることで、人類のあらゆる可能性を広げていく」というミッションを掲げ、2020年4月1日にANAホールディングス発の初めてのスタートアップとして設立されました。

社会課題解決のために考えた遠隔操作ロボット「アバター」を用いて、意識・技能・存在感を伝送させ、

  • ・リアルな空間で人々が自然に繋がりコミュニケーションや作業を行うことができる汎用的で誰もが軽に使うことができるアバターの開発
  • ・人々が、空間的な制約や身体的な制約を超えてリアルタイムにリアルワールドで繋がり、通常時だけでなく、緊急時においても互いに支え合うことができるアバター社会インフラの構築および社会実装

の2点をメインにスピーディに行っていきます。